#疼痛緩和
慢性疼痛を持続的に軽減するスクランブラー療法 米JHU/海外がん医療情報
●皮膚に電気刺激を与え脳に送られる”疼痛の信号を混乱”させる方法_スクランブラー療法
●多くの患者の疼痛がかなり緩和、継続的効果
●低侵襲、オピオイド使用を大幅に減らせる可能性
https://www.cancerit.jp/gann-kiji-itiran/gann-kanwakea/post-21567.html
米国での研究成果です。
既に電気刺激による疼痛緩和法というのは存在するようですが、明確な効果が確認出来ていなかったようです。
こちらのスクランブラー法は、利用者の聞き取り(おそらく)からは、明らかな効果が確認出来ることと、何よりも体にやさしいことで注目です。
現在、がん性の疼痛については、主にオピオイドが用いられていますが、やはり副作用はありますし、人によって薬によってあうあわないがどうしても出てきます。
そういう意味では、オピオイドに一辺倒にならずに、継続的に使用出来る緩和方法が待たれるところですが、こちらのスクランブラー法には望みがあるように思います。
がん治療中の方々のQOL改善において、最も重要とされるのが痛みをとることです。
QOLの向上は、治療への積極姿勢にもつながります。
このような方法が少しでも多く選択肢にあがるように願います。