#がん治療研究
抗がん剤や放射線治療の効果を左右する腫瘍内の免疫抑制機構を解明/北海道大学
●乳がん・大腸がんマウス試験→がん細胞産生物質インターロイキン34を阻害することで抗がん剤・放射線治療の効果が著名に改善
●治療抵抗性の打破、新規免疫治療開発に道

https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/230803_pr.pdf

 

インターロイキン34と言えば「IL-34」として治療標的に上げられる有力物質です。

 

 

研究もこうして進んでいるところです。

 

免疫チェックポイント阻害薬の効き目を弱いものにする物質として、割と最近になって脚光を浴びているIL-34ですが、今回は、従来の抗がん剤治療や放射線治療の効果を妨げていることが明らかにされたわけで、これは大きな成果ですね。

 

近い将来、持続的な効果が見込めるIL-34阻害薬との併用療法が開発されるように願っています。