#がん治療研究
すべてのがん腫瘍細胞を殺せる画期的な分子「AOH1996」の前臨床試験に成功 ヒト臨床試験も進行中/ライブドア
●がん細胞の増殖細胞核抗原を標的とした新薬でがんを選択的に殺傷,腫瘍細胞全滅出来る可能性
●神経芽腫、乳がん、小細胞肺がんマウスで効果確認

https://news.livedoor.com/article/detail/24736064/

 

米国ロサンゼルス郊外にある有名ながんセンターであるシティ・オブ・ホープでの研究成果です。

 

細胞が増殖するにあたって関係する抗原であるPCNAを標的とした治療の研究です。

PCNAは正常細胞にも存在するため、がん細胞に特化してそれを阻害する薬の開発を行ってきたようですが、それが 「AOH1996」 で、今回前臨床のマウステストで好成績を得たようです。

 

AOH1996は、がん細胞のみに作用を働かせ、正常細胞には影響を与えないということが、特長の最たるところです。

70種類以上のがん種の細胞でのテスト(試験管レベル)の結果、やはり選択的にがん細胞を殺傷する能が確認されているとのことで、画期的と言えます。

 

あらゆるがんに効いて、しかも副作用が少ない薬。

効果の強さがどうかはこれから確認されることになりますが、ひょっとしたらとんでもないゲームチェンジャーになる可能性はありますね。