#がん予防
男性の心肺持久力は大腸がん・肺がん・前立腺がんの発症と死亡リスクに関連/CareNet
●スウェーデン人男性約18万人9.6年追跡
●心肺持久力が高い人(最大酸素消費量で評価)
大腸がん罹患リスク低(前立腺がんでは高?)
大腸・肺・前立腺がん死亡リスク低

https://www.carenet.com/news/general/carenet/56807

 

基準が最大酸素消費量、とのことですが、よくアスリートの持久力テストで用いられる最大酸素摂取量(vo2max)と共通との認識です。

 

直感的に思いますのは、運動によって人の方が死亡リスクが低減するというお話も、無縁ではないのかな、と。

 

頻度高く、運動実施をおすすめしていますが、中でもおすすめしたおしているインターバル速歩などは、やや強度が高めで、運動時間を考えても、まさに最大酸素消費量を高めるのに高効果であると思います。

 

このテストでは、発症リスクと死亡リスクとを分けてデータを出していますが、発症リスクとはつまりがん予防に関連すること。

死亡リスクは、既にがんと診断された方を含まれるもので、つまり進行によって亡くなられるリスクがどれだけ高いのかの目安になっていると思います。

 

発症予防と再発予防は似て非なるものですが、心肺機能に関して言えば、高いに越したことはない、ということが言えそうですね。

 

今回は男性に限定した後ろ向き(過去)分析データですが、男女があるはずですからもう一歩深いところの研究を待ちたいところです。