#ケトン食 #肉腫
【名医が教える】ケトン食の有効性が、特に期待できるがんとは?/ダイヤモンド
●まだ【もしからしたら】のお話→肉腫(サルコーマ)
●抗がん剤治療せずにケトン食で長期延命の事例も
●同食が再発リスクを下げている可能性があるか

https://diamond.jp/articles/-/326473

 

ダイヤモンド社が気合を入れて発信中のケトン食に関する記事がまた出てきました。

 

あくまでも【もしからしたら】というお話であることをよくわかっていただければと思います。

 

ただ、その【もしかしたら】を求めて、食事や運動を頑張っておられるがん治療中や経験をされた方が多数おられることもわかっています。

それだけに、【もしからしたら】であっても、出来るだけ意味あるものであれ、と思っているのですが、ケトン食はそういうものですね、私にとっては。

 

ケトン食を糖質制限に置き換えて、その糖質制限ががんの成長を妨げるなんてエビデンスはどこにもない、という話が早速あちらこちらで飛び出しているのですが、恐らく、こちらの記事についても、何らかの反応があると思います。

 

しかし、どれだけ高名なお医者様がそういうエビデンスの有無論をドヤ顔で語られても、【もしからしたら】クエストをされている方には【そんなことわかっている】以上は何も無いと思います。

そのエビデンスがあるもの(つまり、最善の治療である標準治療)による治療の結果、命が危ぶまれたりその不安で押しつぶされそうなのですから、当然と言えば当然です。

 

そういう方々は、エビデンスの有無ではなく、可能性とか不可能性のお考えを伺いたいのです。

 

こちらの肉腫についても、出来れば高名な先生方には、そんなことをしても何も効果がなかったよ、という事例を提示していただいた上で、どうしてそんなものが効果はないと”思うのか”を論説してもらえれば、ケトン食を導入しようとしている方にとっては、冷静な価値観を持つことが出来るようになるはずです。

 

かく言う私も実のところ、これだけダイヤモンド社さんは頑張って思い切った記事を出しておられるけれど、この記事などは気休め程度の話でしかないじゃないか、と思うのです。

しかし、気休めであったとしても、おまじないのようなものだとしてもということですが、それが悪いものではないなら、やってみる価値が出てきますよね。

食事療法とか代替療法と言うと、膨大なコストと根性が必要というイメージがありますが、ケトン食を個人的に実施すること自体は、そこまで大変というわけでもなさそうです。

【もしかしたら】の中でのケトン食の意味を、私はそういうところでも見出しているということです。