#がん共存療法
抗がん剤治療をせず「ステージ4から4年・腫瘍縮小状態維持」当事者(緩和ケア医)が明す「がん共存療法」/Yahoo
●'19.05大腸がん両肺転移、'23.05肺転移一部増大傾向も全体的に縮小状態維持
●ステージ4患者の選択肢としての代替療法を臨床試験へ、その経緯
【抜粋】 かつて著書で現代医療に一石を投じた緩和ケア医・山崎章郎(ふみお)氏(75)ががんに襲われた。「抗がん剤治療」一択しかないのか。思索を続けた氏が選択したのは「がん共存療法」。腫瘍の大きさに変化はあったのか。厳しくも温かい周囲の反応とは。1年間の経過報告である。
副作用が少なく、理論的であり、高額でない既存の代替療法を自ら実体験することによってたどり着いた「がん共存療法」(MDE糖質制限ケトン食、クエン酸療法、少量抗がん剤治療)
「それでも私は、自らがステージ4の大腸がん患者当事者になることによって、『抗がん剤治療の現状や公的医療保険の不条理』の前で途方に暮れる、『抗がん剤治療は選択したくない』患者さんたちの置かれている実状が、今まで以上に身に染みてわかるようになったのだ。 現代がん医療の課題に気づいてしまった以上、そして、それを改善できるかもしれない方法があるのに、批判や非難を恐れて、それに取り組みもせず、見て見ぬふりをすることは私にはできない。幸い今は共存できている私のがんも、いずれは進行し、私は死に向かうだろう。 だからその前に、私は、がん医療の課題の改善の、その一つになり得る『がん共存療法』の確立に、全力を尽くしたい。今は、そう生きることが、医者としての大半を緩和ケア医として生きてきた、私の人生の締めくくりなのだと確信している。そして、いつか懐かしき人々に相まみえる日を夢見て、この世での役割を終えるまで、前に向かって歩み続けたいと思う」