#大腸がん
触覚を有する手術支援ロボットによる大腸がん切除手術成功 東京医歯大 /マイナビ
●新機器【Saroa】
●ダヴィンチとの違い→手術時間を短縮出来る可能性、鉗子(器官・組織を挟むハサミ様器械)に触覚ありでミス防止、モニター使用でスタッフとの伝達が円滑
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20230704-2719329/
注目のロボットかも知れません。
国産ロボットとしては、hinotoriという機種が既に現場で使用され出していますが、遠隔手術が大きな話題となっています。
こちらも国産機「Saroa」。サロアと言うのでしょうか。
手術において、術者の手先となる最も重要な器械である”鉗子(かんし)”に触覚・力覚があるという画期的な技術を搭載しています。
記事でも触れられていますが、経験の浅い若手術者などに置きがちなミスを防ぐことが出来るだろうとのことです。
ロボット手術、ロボット支援手術は、この感覚が無いままにこれまで進められてきたこと自体、考えてみれば凄いことだと思います。ロボット専用の技術が養成されてきた結果だと言えそうです。
このサロアでは、ガーゼの感覚さえも認知出来たとのことなので、物凄いセンサリングとその再現能が備わっているわけですが、より従来の外科手術の手技が生きてくることになるのかなあ、と。
その点では、これまでのロボットの優位点に加えて、ち密かつ安全に手術を進めることが出来るはずだと勝手に思っています。
記事にあるように、これらの結果として手術時間の短縮につながるのなら、これは大きなメリットになりますね。
すごいのが出来てきました。