#臓器移植
iPS細胞で臓器移植後の拒絶反応を抑制する細胞/MITtech.review
◎現状、移植後は一生免疫抑制剤を服用する必要
免疫抑制剤を使わず移植臓器を生着させる手法を開発→マウス実験成功
◎ドナーの転写因子をiPS細胞に組込み造血幹細胞を誘導、移植を受ける側に投与

https://www.technologyreview.jp/n/2023/06/20/310064/

 

知人で、肝臓がんの治療をしていた人がいるのですが、ラジオ波によるもぐらたたき状態が続いていました。

しかし、最終的には肝移植を選択しました。

もう10年経ちますが、今でもとても元気に過ごしています。

 

このiPS細胞を利用した技術が確立されるなら、臓器移植手術においての大きなリスクがクリアされることになります。

 

レシピエントへのiPS由来造血幹細胞移植後、どれくらいの期間で移植手術が可能になるでしょうかね。その辺が、ヒトで確認しなければならないポイントになってきそうです。

 

臓器移植において、大きなターニングポイントと言える技術です。

個人的にはiPSの可能性がまた一つ広がることになるだろうと、大きな期待を持っています。