#がん治療費
経済的なサポーティブケアを受けて治療を完遂を! がん治療の「経済毒性」/がんサポート
◎経済毒性:がん診断後の経済的負担と苦痛
◎仕事を辞めないで
◎「がん相談支援センター」に相談→使える制度を知る
◎米では経済毒性への介入で生存率改善のデータも
https://gansupport.jp/article/life/money/money07/46492.html
がん相談支援センターについて↓
がんは命を脅かす可能性のある恐ろしい病気、というのは、もう誰もがわかっていることです。
そして、もう一つ心配なことは、がんに罹ったら莫大な治療費がかかり、コスト面でそれまでの生活を維持していくなんて到底ムリだ、というもの。
そういう心配を潜在的に持ちながら、がん診断を受けたら、実際の金銭負担と大きな精神的苦痛に苛まれることでしょう。私はこれは至って普通のことだと思います。
例えば、手厚い保障が得られるようながん保険に入っていたり、大きな預貯金をお持ちなら、そういう心配もなく治療に専念できるのかも知れません。
しかし、がんは経済状態を選びません。皆がかかる可能性がある病気ですから、私はやはりこの「経済毒性」について、よく知って最善の方法を取ることをおすすめします。
この記事で指摘されているのは、まずは、がん診断が引き起こす”パニック現象”が、経済的状況を悪化させてしまうケースを避けよう、ということです。
「びっくり退職」という表現をされていますが、がん診断→即退職、はもちろんケースにもよるのですが、絶対にそうすべきではないということです。
また、使える制度を知り、使うために「がん相談支援センター」への相談を勧めています。
そしてそこでソーシャルワーカーさんに動いてもらうことも勧めておられますね。
要は、がん治療に際する経済的な部分を含めたカウンセラーとかお助け役のようなことをしてくださるのがソーシャルワーカーさんにあたってくると思うのですが、私も知らなかったのが、お医者様との間に入って治療の状況を把握した上で相談・支援してくださるというのですから使わない手はないです。
しかも、継続的な支援も可能なようですから、これは是非とも、だと思います。
そして、記事の最後にとても重要な記述があります。
米国では、この経済毒性への介入、ソーシャルワーカーさんらの支援を受けるということですが、これによって生存率が改善されるというデータも出てきているようなのです。
国家福祉としての国民皆保険制度が薄い米国では、この経済毒性は言わば猛毒レベルでしょうから、その介入による効果もよほど大きいのでしょうが、日本でも有意義であると思います。
この記事を読んで思ったこと。
使えるものは遠慮なく使う。頼れるものには遠慮なく頼る。使えるものと頼れるものをちゃんと知る。
そこに最善があるのだな、ということです。