#膠芽腫
腫瘍溶解性ウイルスとペムブロリズマブの併用は、一部の膠芽腫患者において安全かつ予後を改善
◎再発膠芽腫患者の生存成績を改善:12ヵ月生存52.7%
49人中、半数で病勢安定以上の有用・5人客観的奏効・2人6カ月後8割以上腫瘍縮小・2人18カ月後完全奏効
◎安全性良好

配信:海外がん医療情報
https://www.cancerit.jp/gann-kiji-itiran/nousyuyou/post-15491.html

 

見るべき成果が発表されました。

米国MDアンダーソンがんセンターからです。

 

膠芽腫と言うと、再発の場合の予後は従来半年程度になってしまう厄介な脳腫瘍です。

 

この膠芽腫に対するウィルス療法(確か国産ですね)は、一部条件付きで日本でも承認されているものです。

 

そしてこのMDアンダーソンからの報告は、免疫療法でメジャーになっているペムブロリズマブとの併用で、1年生存50%以上の効果が出ているというものですから、期待せずにいられません。

 

また安全性についても確認されているので、これは近い将来標準治療になってくる可能性もありますね。

 

ウィルス療法については、前立腺がんなど他のがん種でも臨床試験が進んでいるところです。

期待しています。