#がん予防研究
クジラのDNA修復遺伝子をマウス細胞に組み込みがん耐性の強化に成功
◎寿命200年以上のホッキョククジラのDNA修復遺伝子をヒト・マウスに組み込み効果確認
◎DNA修復遺伝子「CIRBR」、通常の2倍の効率で修復
配信:ナゾロジー
https://nazology.net/archives/126816
ゾウやクジラはがんにならないことで知られ、昨今では長寿系の話題でよく登場しています。
どうしてがんにならないのか、ということがある程度判明しているところがポイントです。
アポトーシスと言われる、細胞が自殺してしまう現象があります。
これをがん細胞に誘導する能が優れているのではないか、という仮説からは、どうやらそうではないことがわかったようです。
次に、DNA損傷そのものに強いのではないか、という仮説。
これがゾウ、クジラに備わっていることがわかったようです。
そして、その遺伝子までも特定出来ているのですから、今後の動きは期待します。
ただし、流行の研究というのは、絶えずマネタイズの最大化が鍵になってきます。
最大に換金できる方法で社会実装されることを目指すわけです。
時間がかかりそうですね。
さて、DNA修復に優れた能を発揮するって、実のところ、結構色々ないでしょうか。
食べ物をはじめ、音楽も良いなんて話を聞いたことがあります。
色々とレベルもあるのでしょうが、DNA損傷を出来るだけ防ぐ生活と修復を促す生活くらいは、実は実践していけるものなのかな、なんてことも思いますね。