#がん新治療研究
ゲノムを改変した微生物でがん治療、マウス実験で効果を確認
◎改変した表皮ブドウ球菌を皮膚がん発症処理マウスの頭部に”塗布”
◎数週間で非改変ブドウ球菌マウスは発症し腫瘍増大、改変マウスは腫瘍発生せず
◎ヒトへの適用にはハードル多い
配信:MIT Tech.Review
https://www.technologyreview.jp/s/303998/bacteria-can-be-engineered-to-fight-cancer-in-mice-human-trials-are-coming/
人間の皮膚面に住まう微生物に介入することで、免疫系統を強化するというものです。
全く新しい免疫療法として、いずれ確率される可能性があります。
医薬を内服したり、注射したりするものではなく、皮膚面に塗るだけですから、手軽でコストも大してかからないものになるはずです。
治療にも効果が期待出来るとのことですが、この手軽さは予防に向きます。
現在、腸内細菌叢を改変することによる消化器系疾患の治療法などが確立されてきていますが、表皮細菌叢についても道が開けるかも知れません。
ヘルスケアの未来ですね。