#膵臓がん #超音波治療
手術困難ながん、超音波で治療 新興が治験開始
◎切除不可膵臓がんの治験開始
◎副作用少ない治療法

配信:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC01DLM0R00C23A3000000/

 

ソニアセラピューティクスさんのHIFUという治療法です。開発されて久しいものですが、いよいよ治験が始まるとのことで要注目です。

HIFUは簡単に言えば、超音波エネルギーによる気泡でがん細胞を加熱・壊死させるという方法で、高精度で病巣部を狙えることが優位点です。
温熱療法やラジオ波焼灼と類似点もあるように思いますが、膵臓がんに対しての治験、ということは、体の深いところ出来たがんに対して攻撃出来る強みがあるからこそでしょう。

 

私が素人目に期待するのは、繰り返し治療が出来るのでは、という点です。

装置がそこまで大掛かりなものではなく、体への負担が少ないとなれば、一定の効果が確保されるなら、がんが出来たら潰す、出来たら潰すのモグラ叩きで、何度もやっつけられたらよいのにな、と思うのです。

 

光免疫療法もそういうところでの期待はありますが、再発にどう対抗するかという点で、繰り返し治療での安全性・効果をいずれは検証してもらいたいですね。

 

HIFUは既に他の疾患への治療法としては確率されているものなので、一定の安全性は確認されていると言えます。
あとは、がん治療向けHIFUがどうあるか、どれほど効くか、というところになってきます。

期待します。