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がん幹細胞研究の今 がんの〝女王蜂〟どう押さえ込む
◎再発の大きな原因がん幹細胞で通常のがん細胞は死滅しても生き残ってしまう
◎抗がん剤や分子標的薬などの攻撃から”休眠”によって身を守ってしまう
配信:産経新聞
https://www.sankei.com/article/20230124-FMLK5CL2G5NF3G2FLPUYTF25LQ/
題名を見て一目散にピックアップしたのですが、解決法の現状についてはあまり言及がないので、以下ご参考をあげます。
がん幹細胞に対して殺傷能力のあるレノマイシンという物質を特定出来たというものですが、ここに至るまでに、まずがん幹細胞を培養することに成功していること、数多くある物質の中から効果がありそうなものを選び出すスクリーニング手法を確立しつつあること、つまり、効き目のあるものを探し出す手立てが整いましたよ、ということが主だったトピックと言えます。
実際に培養されたがん幹細胞に対しての効果は確認されていますが、活性或いは休眠している人体内のがん幹細胞をどう探し、どのようにそこまで届けるかなど、臨床現場に実装されるまではまだまだ研究していくべきことは山のようにあると思われます。
祈る思いです。がん幹細胞に対処することが出来れば、がん治療は大幅に前進することが出来る見込みがあるからです。