#仁科亜季子 #大腸がん
[女優 仁科亜季子さん]多重がん 4度目に大腸がんになった時は初めて「ダメかな」と弱気に…私を支えた五つの「気」
◎38歳で子宮頸がんが最初のがん
◎モットーは「元気、陽気、やる気、強気、勇気」ただ年をとると根気はなくなる笑
◎2/4公開講座「ここまでわかった! がんとゲノムの関係」に参加
配信:ヨミドクター
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20230112-OYTET50005/
仁科さんの「がん」の話は今まで何度も記事で読んできたのですが、心の状態がとても良い方だなと思います。
その心があるからたくさんのがんに罹っても乗り越えて来られたのか、というと、私は少し違うかなと思います。
診断を受けられるたび、治療をご選択されるたび、少なからずご不安や悲観的な気持ちにもなられたと思います。
ただその時々に、何かご自身が”起点”のようなものを作り出し、なんとか頑張ろうとされてこられたのかなと思っています。
モットーとされているこの5つの気も、そのためのスローガンのような、思い出し文句のような、そのようなものだろうと。
勉強になります。
ステージ4でも長年元気で生きておられる方というのは、わりとよく耳にしますし、仕事を通じて知り合った方でもいるのですが、前向きに物事を捉えている、というよりは、「後悔しても仕方ない」「なるようにしかならない」みたいな、良い意味でのあきらめを”起点”にして、前を向いていおられる方が多いように思います。
そういう点では、仁科さんもまた、選択を後悔しない、と仰っているわけですが、これはもう心の底では後悔する気持ちはあってもそれにしっかりと蓋をしているような感じだなと、これまで読んだ内容から思えます。「後悔することと、後悔しないこと、どっちの方が得?」みたいな自分への投げかけをされているのかな、と。
結果、がんを乗り越えてこられた、だから心の状態が良くなっている、そう思うのです。
いずれにしても、こういう風でありたい、そう思わせてくださるような方です。
自分のなりたいイメージの人間像として、よい題材にさせていただいています。