#神経内分泌腫瘍 #ルタテラ
神経内分泌腫瘍の新治療「PRRT」とは?
ソマトスタチン受容体陽性対象
◎放射線を結合させた薬剤を腫瘍に染み込ませる→腫瘍内部からの放射線照射
胸水、腹水改善で全身状態改善例も

配信:日経メディカル
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/cancernavi/202301/577978.html

 

ソマトスタチン受容体陽性の神経内分泌腫瘍を対象に、昨年8月に保険適用されたルタテラに関する記事です。

神経内分泌腫瘍であれば、原発部位は問われません。

 

記事中にある、奏効例は注目ですね。

【抜粋】

膵神経内分泌腫瘍で多発肝転移があり、4次治療としてPRRTを受けた40代の男性は、治療前は胸水と腹水がたまり、全身状態の指標であるパフォーマンスステータス(PS)は2で、歩行や自分の身の回りのことは可能だが、日中は半分近い時間をベッド上で過ごすような状態だった。ところが、1回目のPRRT投与後には胸水と腹水が減ってリンパ節の腫れが引き、4回目が終わった後は腫瘍が縮小して胸水と腹水がたまらなくなり、PSは0(発症前と同じ日常生活が問題なくできる状態)になった。「自分が元気だったときのことを思い出した」と話していたという。