#膵臓がん
膵臓がん対象の"免疫着火剤"「CBP501」臨床第2相試験を早期終了、第3相試験の準備開始
3次治療対象の試験
有効性が明らかなため第2相試験を早期中止、いよいよ第3相へ 他

配信:Investing.com
https://jp.investing.com/news/stock-market-news/article-578139

 

膵臓がん治療用の試験として、最も注目されている試験の一つがこの「CBP501」です。

 

”免疫着火剤”というネーミングがつけられているこの薬剤。

文字通り、体を守るための動きが鈍くなっている免疫細胞を「一喝」して、がん細胞の破壊に仕向けるという機能があるようです。

オプジーボに代表されるような、免疫療法の効果を飛躍的高めるものと期待されています。

 

今回、第2相試験を中止したのは、効果が明らかになったためであり、早速、第3相試験に入るとのこと。

 

第3相試験は、基本的には臨床現場で実施される試験ですから、更に大規模な効果確認と言えそうです。

また大規模試験になれば当然ですが、製造ラインの確保なども必要になってきますから、事実上、市販を前提とした試験と言えると思います。

 

どの程度の効果が出ているのか興味があるところですが、膵臓がんの3次治療ということですから、多くの同がん種患者さんには新しい選択肢になってくるはずです。

 

とにかく早く出てきてほしいものです。