#肺がん

手術予定の早期非小細胞肺がんに対する新たな遺伝子スクリーニング検査を開始-国がん

再発抑止を主な目的とした個別化医療への一歩

・定期的にがんの残存病変を血液や尿から採取し再発や治療効果を予測→Craif社の技術を使用 他

http://www.qlifepro.com/news/20221124/lc-scrum-advantage-mrd.html

リンク↑ 配信:医療NEWS

 

初期で見つかったとしても、依然として再発率が高く、効果的な対策が無い非小細胞肺がん。

 

手術前に遺伝子スクリーニングをかけることで、個々の患者さんに見合った治療を実施していこうとする試みです。

 

患者さんが得られるメリットとしては、見つかった遺伝子異常に見合った治験がある場合、参加を早期から検討出来るなど。

 

この試みで使用される技術について、大変興味深いというか、個人的には嬉しい気持ちすらあるのですが・・・

Craif社の尿中マイクロRNA検出技術が用いられるようです。

 

尿からの早期がん発見と言えば、ド派手にPRしまくった線虫検査が有名ですが、こちらはの技術は、簡単に言えば、フィルタによって濾しとる技術です。

以前から期待を寄せて注視してきたものだけに、なんだからヨシという気持ちがあります。

 

この技術以外にも、血液や尿から取れるがんの微小な”かけら”から、再発や薬剤の効果を測定していくようで、規模も大きいことから大変に期待しております。