#抗がん剤 「抗がん剤は本当に効くのか、それとも毒なのか」多くの人の疑問に内科医が出した最終結論
↓リンク【配信】Yahoo
・「医師の99%が自分なら使わない」の真意
・「WHOは抗がん剤を禁止した」はデマ
・副作用対策は進歩 ・Ⅱ~Ⅲ直腸がんに対する免疫CP阻害薬テストで完全奏効 他
最も興味深かったのは「医師の99%が自分なら使わない(抗がん剤)」という言い回しの実態に関して。
要は、この99%という数字が出てきた状況はあり得るが、それがいつどんな状況であったかもわからないようなものであり、その言葉をそのままに受け止めるには無理がある表現ということです。
私は”抗がん剤肯定派”みたいな立場にはいませんが、これだけ毎日情報を収集していると、もし自分ががんになったら、一日でも長く生きることが出来る手段として、抗がん剤治療を選択肢に挙げないはずがない、と思うのです。
もちろん、こちらの記事でも言われるように、期待出来る成果より副作用によるデメリットが上回るような状況や、そもそも使用するまでもなく治癒が期待出来るなら使いたくはありません。
最近、身近なところで「抗がん剤は結局効かない」という言葉も聞きましたが、その場合の「効く」とは完治するのことで、よく聞くと、誰もが完治するとは限らない、ということを「効かない」と表現していました。同じ基準で言い換えるなら「効く」とも言えますよね。抗がん剤治療を経て完全寛解に至っている方もいますから。要は、意図を持った(作為的な)表現です。
そもそもがん種によって治療方法も異なってくるし、抗がん剤と言っても、今やありとあらゆる種類が存在しているわけで、「がん」と「抗がん剤」という言葉だけを持ち出して、治るとか治らないとかの話をするのはナンセンスです。
だから、
「AAという抗がん剤があなたに効くか効かないか、それはケースにもよるから100%とは言えないけれど、臨床試験のデータによれば、BBという病期・病状の人たちがその薬を使用することで、CC%の人はDD年増悪することなく生存した、というデータがありますよ。だから期待は出来ますよ。」それが、比較的正確な効くとか効かないの伝え方なのかと思っています。
あくまで主観ということで。