【記事リンク↓】配信:東洋経済

【概要】

・治療費の問題だけじゃない働くことの意味 

壮年男性は治療を理由に仕事を辞めると一日中がんのことしか考えなくなる 

・会社は辞めない方が良い、休職を勧める 他

 

ごもっともな記事ですが、そんなことは百も承知、という方も多いかも知れません。

 

こちらの記事で、確かに、と思うことは、がんが見つかったら「何もかもおしまい」ではないということです。

 

治療をしながら生活は続けることが出来る、いや、続けていかなければならないわけです。

 

そこでパニック的に「会社やめます」と言ってしまうのは、ちょっと待ってくださいね、というのはこちらの記事の本旨でしょう。

 

私はうちの会社の進むべき先の理想として、働きながら健康になれる会社、というビジョンを持っています。

仕事は激務である場合ももちろんありますが、そこは仕事量も質もコントロールし、働くことが心身にとって良好な刺激やトレーニング(あるいはリハビリ)になり、社会との接点を維持するための場所として企業が成立すること。

特にがんをはじめとした病気治療後、無理せずに、時に通院もしながら、穏やかに働ける場所になること。

こういうビジョンです。

 

高齢者が町に溢れかえる時代が徐々にやってきています。

できれば、80歳くらいまでは働けるような会社になっていきたいと思うのです。

社員の平均年齢70歳以上、という価値は大きいと思えますから。

 

長々と語ってしまいましたが、そういうビジョンとこちらの記事で言われるところの、働いている方が気分的にもまし、というのは符号してくるので、幾分共感しています。