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大阪公立大学での研究。

 

がん細胞がが肝臓へ転移する経路を特定し、それに関わる分子機構を明らかにしたとのこと。

 

肝転移は、がん患者さんの予後に大きく関連する病状です。

この機構が解明され(一部でも)、肝転移を防ぐ手法が開発されれば武器になります。

期待度はかなり大きいですね。

 

【抜粋】研究グループは、「研究は、iGap形成を阻害する薬剤はがん転移の予防や治療につながる可能性があるという、今までにない視点に基づく研究であり、今後の抗がん転移治療法の開発に大きく貢献する。また、既に世界の研究グループによるマウス実験の結果からMMP9を標的とした治療薬の有効性が期待され、がんや線維症など慢性疾患に対する臨床治験が進んでいるが、多くの薬は副作用が問題となり中止となっている。そこでMMP9の局所的な作用をさらに明らかにできれば副作用を軽減した薬の開発につながると考え、MMP9を標的とした新しい治療薬の開発を目指す」と、述べている。