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完全切除後のEGFR変異陽性非小細胞肺がん対象の術後補助療法としてのタグリッソ単剤療法。
プラセボ比で明らかに・大幅に改善を示しています。
【抜粋】ステージII期、IIIA期患者群(N=470人)における無病生存期間(DFS)中央値は、タグリッソ単剤群の65.8ヶ月に対してプラセボ単剤群で21.9ヶ月を示し、タグリッソ単剤群で病勢進行または死亡(DFS)のリスクを77%減少した。
4年無病生存率(DFS)は、タグリッソ単剤群の70%に対してプラセボ単剤群で29%を示した。
全患者群(N=682人)における無病生存期間(DFS)中央値は、タグリッソ単剤群の65.8ヶ月に対してプラセボ単剤群で28.1ヶ月を示し、タグリッソ単剤群で病勢進行または死亡(DFS)のリスクを73%減少(HR:0.27、95%信頼区間:0.21-0.34)した。
4年無病生存率(DFS)は、タグリッソ単剤群の73%(95%信頼区間:67-78%)に対してプラセボ単剤群で38%(95%信頼区間:32-43%)を示した。
治験責任医師である国立がん研究センター東病院の坪井正博氏「これまで手術後に標準治療の選択肢がなく、高確率で再発する早期肺がん患者にとって、標準治療として確立する結果となりました」と述べている。