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最近、NHKさんは良い情報を取り上げておられます。
がんになったら働くことが出来ない、ということが思い込みであることがわかる記事です。
がんと診断された人から相談を受けた方(つまり職場の上司さんなどですね)へのアンケートで、53.6%の患者さんは「できるかぎり、これまで通りに仕事がしたい」という意向を持っておられ、実際に57.1%の方がこれまで通りに仕事を続けられた、と言うのです。
一方、相談を受けた方の意見としては「これまで通り仕事を続けるべき」は30.7%、「仕事をセーブしたり、休職、退職した方がよい」と考えた方は48.4%であったとのこと。
職種、企業、体の状態にもよります。
私がもし相談を受けたら、治療をまずは優先して早く職場に帰ってきて欲しい、と言うかも知れません。なんとなく、それが正論めいた答えのように思えます。
しかし、それがベストなのかな、とこの記事を見て考えました。
高齢者人口はこれから爆発的に増えていくことになります。
同時に、労働人口も高齢化していく中で、がんに限らず、病気の治療を進めながらの労働というのは、とても大事な視点になってくると思えます。
少し視点を変えて考えると、むしろ治療にプラスになる働き方を創造する、そような企業姿勢が大事かも知れません。
がんが治りやすくなる仕事・会社、いいじゃないですか。
こちらの記事からすると、出来なくもないですね。