【記事リンク↓】配信:The Medical AI Times
Owkin社が開発したAIです。
【抜粋】乳がん患者が治療後に再発するかどうかを予測する「RlapsRisk BC」、および大腸がんの腫瘍マーカーである「マイクロサテライト不安定性(MSI)」を事前にスクリーニングする「MSIntuit CRC」だ。
乳がん向けソリューションは「どの患者に標的治療が有効か」、あるいは「どの患者が化学療法を回避できるのか」を判断するのに役立つとし、一方の大腸ソリューションでは、「患者を最も効果的な治療法に早くマッチングさせること」を可能にするという。
薬剤の効果を事前測定することはとても重要です。
一刻を争う状況があり得るがん医療では、その患者さんに早く適切な治療を提供することこそが、命を取りとめる重要な手段であるからです。
病理学的AIとのことですから、画像解析かと思うのですが、このようなAIは、今後広く用いられていくはずです。
遺伝子を検査するコンパニオン診断や遺伝子パネルと併せて、患者さん個々にベストな治療が早く届けることが出来るなら、治療成績も大きく改善されることと思います。