【リンク↓】 配信:NEWポストセブン

 

・7年前にステージ4診断男性

・9年前にステージ4a診断の女性

・6年前にステージ2診断の男性

 

の例です。

 

膵臓がんステージ4と聞くと、第三者からすると「もういよいよだな」とか思ってしまうかも知れませんが、必ず死ぬわけではありません。

こちらの記事からもはっきりしています。

膵臓がんだけではなく、他のがん種でもステージ4って大変なイメージはあり、大変なことは間違いありませんが、生きている人もかなりいらっしゃいます。

 

一昨日、土曜日の夜ですが、遠い親戚にあたる79歳の方と話し込む機会がありました。

 

もう10年ぶりくらいの再会です。

とてもかわいがってもらった方との再会で心躍りましたが、喉頭がんステージ4で治療中とのことでした。

約1年半前の時点で、余命宣告を受けており2年程度、と言われたとのことでした。

 

病状については詳しく聞きませんでしたが、再発ありで放射線化学療法中でした。

初発のがんは、放射線治療で消失しており、そのすぐ下に出来たとされる病巣も、かなり縮小しているとのことでした。

 

とにかくタバコと酒が好きな方で、昔は会う時は必ず酔っぱらっているようなイメージ。

酒はもう飲まなくなったとのことですが、タバコだけはやめられないそうでした。

 

昔ながらのきついタバコをチェーンスモークされるのですが、そりゃあがんになるわな、とふと思いました。

そこで、タバコはやめた方が良いと伝えたのですが、返って来た言葉が以外でした。

「おれ、がんだってこと、忘れるんだよタバコ吸ってると」と。

 

そう言えば、少し前のことになりますが、いわゆる末期がんでも生き残る方のメンタリティについての記事がありました。

そこにあった、そういう方に共通する心持ちの項目で「自分ががんに罹っていることを忘れる」という方、かなりいるんです。

 

タバコを吸って忘れると言うより、禁煙することで変なストレスを感じてしまうことを避ける意味だとするなら(要は、禁煙して自分ががんであることを強く自覚するなら)、この方にとってタバコを吸うのも、まあいいのかな、と思いました。

 

明らかにタバコは体に悪いのですが、どこまでどう悪いかは個人にもよりますからね。

 

その親戚は、昨日もゴルフに行っていたようです。

がんをどうサバイバルするかも人それぞれですね。