【リンク↓】 配信:Medical DOC

 

このパイパーサーミアという機器を使った温熱療法はよく聞きますね。

がん細胞を熱してやっつけようというものです。

がんを温めて退治してしまおうわけですね。

 

ただ、こちらのお医者様が言われているように、温熱療法だけでがんを完全にやっつけることは出来ないので、現在行っているがん治療と並行して行う、補助的な役割と考えた方が良さそうです。

 

ただ注目すべき点として

【抜粋】ハイパーサーミアはがん細胞を縮小させたり、抗がん剤や放射線治療など普段おこなっている治療の効果を増加させたりすることが期待できます。

基本的に、ほとんどのがんが治療対象になります。私が患者さんにご説明するときは、「乳がんや胃がん、肺がんなど、“塊があるがん“が対象です」と説明しています。ただし、脳、眼球、血液疾患は対象外となります。

なにより患者さんに喜ばれるのは、「抗がん剤の副作用が軽減される」ということでしょうか。また、ハイパーサーミアを組み合わせることによって、抗がん剤の量を減らすことができるのも効果と言えるでしょう。加えて、痛みの緩和や食欲増進、体力の回復、よく眠れるなど、QOL(生活の質)の改善も実感いただいています。

 

効果については当然個人差があると思いますが、これ、なかなかすごくないでしょうか。

こうしてそれなりにメジャーなメディアでお医者様が名前を出してこのようなことを述べられています。やはり、効果はあるようですね。

しかも、どれもこれも、がん治療を進めていく上で重要なものばかりです。

 

そしてコストについても温熱療法はやさしいです。

 

頻度は1週間に1回、治療時間は40分から1時間程度。

保険適用で、2カ月8回の治療費が、1割負担の場合6000円から9000円と安いです。

 

回数の制限もあるようですが、こんなにメリットがあるなら、もっと受けることが出来れば良いのにと思ってしまいますね。