【記事リンク↓】配信:ナゾロジー
米国で製薬会社が実施する抗がん剤治験のデータのうち、50%が開示されていないというものです。
製薬会社は、治験後の追跡が必要ということで開示していないのですが、これは企業間競争のためだと糾弾しています。
製薬会社が営利企業である以上、競争が発生するのは仕方ない事ですし、重要データをライバル企業に使わせないというのも当然のことと言えます。
これをどのように課題化していくのか、というそもそもの難しさがあるのですが、創薬、新療法の開発など、がん医療の前進のためのあらゆる面で、使える資源があるということです。残りの50%です。
とりあえずは、そのように前向きな解釈をしておきたいと思います。