【記事リンク↓】配信:Response

 

【POINT】※抜粋

・酵素GnT-Vは、がんに関わる糖鎖を作ることが知られている。

 

・細胞の状態に応じて、GnT-Vの細胞外への分泌が止まり、細胞内で蓄積し、糖鎖を作る活性が増えることを明らかにした。

 

・本研究は、糖鎖の合成が細胞内で調節される仕組みや、糖鎖が関わるがんの病態メカニズムの理解につながると期待される。

 

なかなか理解するには難易度の高い研究ですが、がんの悪性化に関わる糖鎖が、どのようにして広がったり広がらなかったりするかの構造理解が進んだということ、かと思います。
 
これでがん発症や悪性化の構造がわかった、ということではありませんが、糖鎖要因でのがん研究としては、大きな一歩なのかと感じています。