【記事リンク↓】配信:NHK
鳴り物入り状態で登場したCAR-T療法ですが、最近は随分メジャーな治療法になってきました。
血液がんに対して効果が高い同療法をあらためて解説する記事です。
【POINT】※抜粋
●キムリア
・白血病:再発または難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病
・悪性リンパ腫:再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫
●イエスカルタ
・悪性リンパ腫:再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、形質転換濾胞性リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫
●ブレヤンジ
・悪性リンパ腫:再発または難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、形質転換低悪性度非ホジキンリンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫
●アベクマ
・多発性骨髄腫:再発または難治性の多発性骨髄腫
解説されているお医者様によりますと、再発・難治性の患者さんの約半数でがんが縮小している、もう少し詳しく言えば、白血病では7-8割、悪性リンパ腫で5-7割程度の方で見られるとのこと。
また、効果があらわれない原因追及が急ピッチで研究されており、すごい勢いで改良が進んでいる、と。
日本は世界で2番目に実施件数が多い療法のようです。
固形がんへの適用も研究が進められていますね、確か。
この2~3年で急速に進んだこちらのCAR-T療法。これから先にも期待が膨らみます。