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こちらは3月初旬の記事です。
デリタクトは、ヘルペスウィルスを用いた新しい薬で、現在、悪性度が高い脳腫瘍である神経膠腫の治療薬として、7年以内の有効性・安全性確認を行うという条件付きで承認されています。
デリタクトの”原材料”となるのは、「G47Δ」という、世界初の第三世代がん治療用遺伝子組換えヘルペスウイルスです。国産です。
G47Δは、投与された部位にとどまらず、遠隔のがんに対しての治療効果が期待出来るもので、更に、がん根治の障害となるがん幹細胞をも破壊する機能があります。
G47Δは、脳腫瘍だけではなく、あらゆる固形がんに対しての効果が動物実験で確認されています。
前立腺がんは、男性が罹患するがんで最も多いものとされています。現在、フェーズ2ということで、結果が待たれます。