好評過去記事のリブログです。
SPACEという方法を使えば、早期膵臓がんの診断が出来るのですが、これが患者さんの体への負担が大きい検査になってしまいます。
よって、誰かれなくSPACEを実施するわけにはいきませんから、対象となる膵臓がんリスクが高い患者さんを見つけるリスクスクリーングが必要になります。
これがこの記事ハイライトと言ってよいと思いますが、実は、膵臓がん初期か、いわゆる前がん状態にある時、膵臓に特徴的な”へこみ”が確認されるそうです。
この”へこみ”は、CTやMRIで確認出来るようですから、定期的な検診も可能な範囲となります。
肝心の早期膵臓がん治療については、まだまだ発展途上と言えそうです。膵臓がんは解決すべき重要課題の一つですので期待しています。