本記事はこちら↓ 【日経バイオテク 様】
ナノキャリア社からのプレスリリース↓
https://pdf.irpocket.com/C4571/Xq7P/s8r7/krRb.pdf
VB-111というアデノウィルスを利用した新しい薬が「米国食品医薬品局(FDA)より「プラチナ製剤抵抗性再発卵巣がん」を対象として Fast Track designation(ファストトラック指定)を受領」とのことです。
ファストトラックとは、迅速に認証するための特権のようなもので、まだ治療薬が確立されていない疾患に効き目があると判断される場合、早く患者さんの手元に届けるために指定される米国の厚労省に該当するFDAの制度です。日本の厚労省にもあります。
現在、同卵巣がん患者さんへの臨床試験が実施されており、詳しい結果はまだ出ていませんが、第3相試験の段階で「これは効果がある」と判断されていると思って良いでしょう。
VB-111については、かなり期待されている薬剤で、大腸がん、悪性膠芽腫の試験でも”順調”とされています。
これから、もっとも期待される薬剤の一つではないでしょうか。
