本記事はこちら↓ 【日刊スポーツ 様】
【抜粋】
■気力と「なにクソ」と「負けないぞ」が大切
がんになると、どんな気丈な人でも、心がなえたり、ストレスに負けたりします。このような大きなストレスに見舞われたとき、どうしたらいいのかを考えてみましょう。
がんになってどう対応したかを4つのグループに分けた調査が行われました。
<1>病気の告知を受け、納得して前向きにがんと闘う
<2>がんから逃げて知らんぷり
<3>がんという事実は受け入れるが、医師に全てを任せる
<4>絶望的になり鬱々(うつうつ)とする
生存率が高いのはどのグループだったでしょう。実は、この1~4の順に生存率が高いという結果になりました。
■病気から逃げずに闘うことが大切
納得して前向きにがんと闘った<1>グループが、最も良い結果となりました。<2>グループは、いわば、逃げるが勝ち。こういう生き方の選択も、人によってはアリかもしれません。
がんと闘うためには、「なにクソ」「負けないぞ」と思うことが大事です。チャレンジング・ホルモンが出て、がんと闘う体制になるのです。
チャレンジング・ホルモンを意識的に作るためには運動が大切です。筋肉ができてくると、病気やストレスと闘うホルモン、テストストロンが出てくるのです。
日刊スポーツ、つまりスポーツ新聞らしい記事だなあ、と思いましたが、なかなか良い記事だとも思います。
気の持ち方は、なかなか変えることが難しいものです。
特に、がんに罹った、となれば、自分なら3か4です。
あくまで自分のこととして考えると、ですが、3か4の気持ちを1か2にもっていく為には、他力が必要だと思います。
1つは、マギーズ東京さんのような、傾聴してくれる活動に頼ることです。
心配事や悩み事は、頭の中にあるうちは、漠然とした負のマインドが止めどなく拡大していく傾向があります。
これを、文章化することで、不思議と心が落ち着き、次へと進む気力が出てくるものです。
確かニューヨーク市だったと思いますが、最も優れた心療内科医とされる人気の先生は、ほとんど自分は喋ることなく、長い時間、患者さんの言うことを聞いているだけ、というお話を聞いたことがあります。
それほど、文章化すること話をすることは、心に好影響を与えるということでしょう。
そしてももう一つの他力は運動です。
運動が出来る場合ということになりますが、私がおすすめなのは、腕立て伏せです。
腕立て伏せって、鍛えていなければ、意外と出来ないものです。
出来なければ、膝をついても良いし、壁に手をついても良いと思います。
その状態で、最初は5回しか反復出来なかくても、そのうち、6回、7回と出来るようになっていきます。
膝つきの腕立て伏せで20回連続出来るようになったら、今度は通常の形、つま先をつきでやってみる、というように、強度を上げていきます。
記事にもあるように、チャレンジングホルモンとやらを出すのにも有効だと思います。体も心も変わっていくはずです。