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配信:時事メディカル

 

注目の療法。開発者の小林久隆氏のインタビューです。

 

以下、掻い摘んでまとめました。

 

●承認から再発頭頚部がんの40人が治療を受けた
・ほぼ期待通りの効果が出ている
・早く効果が出るのがこの治療法の良いところ
・患者さんに「良かった」と思っていただきやすい

●米国立がんセンターで初発がん患者に対する治験開始
・光でがんを壊し小さくして手術を行う
・これまでは手術前に抗がん剤、放射線治療をすることはあった
・最初に光免疫療法を使って手術を回避できれば患者にとってはベスト

●光免疫療法はがんを壊すだけでなくがんを攻撃する免疫を活性
・放射線や抗がん剤は体の免疫を落とす方向に作用
・早い段階で使う(光免疫療法)ほど免疫活性が強いと動物実験でわかっているので、従来の治療法の前に使うのが良い
・治験の結果はまだだが、がんを壊して免疫を上げてから手術できるで患者の負担は確実に減る

●がんの増殖を助ける「制御性T細胞」を光で壊して免疫を高める研究が進んでいる
・光免疫療法はがんを直接攻撃して細胞を壊すが、この2つの療法の組み合わでより強い免疫が起こることを動物実験で確認→実現すれば完治の可能性が高まる
・制御性T細胞を壊すだけで新たな免疫療法として自立できるが組み合わせのメリットは大きい
・研究の進捗を登山に例えると4~5合目まで来た感じ