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配信:JBpress

 

緩和ケアに関する話題が続きます。

 

緩和ケアは終末期ケアであった時代は終わり、現代は、治療に積極的になれるようにするケア、と言ってよいかも知れません。

 

従って、早期から緩和ケアを受けることは、がん治療の継続においてメリットがある、ということになります。

 

このことは、サバイバーさんの精神疾患の予防、更には治療成績の向上、つまり、予後改善も期待出来るようです。

 

さて、こちらの記事で私が気になりましたのは、緩和ケアを持たない病院がかなりあるということです。

 

全国マップで見ても、東京や大阪などの大都市圏以外は、とても少ないですね。

緩和ケア外来を受け付けている病院が数多くあるとのことですが、そもそも遠すぎて行けない方、緩和ケア難民さんも結構いらっしゃるのではないでしょうか。

 

私はメタバースが世の中を変える可能性があると思っていますし、入院生活、療養生活にもまた、大きな転機を与えるとも考えます。

 

国立がん研究センター中央病院さんが始められた、遠隔セカンドオピニオンなどは、まさにその道の上に見えますね。

 

そして、この記事を読んで思ったことは、メタバース緩和病棟、です。

遠隔でVRで実施する意義は計り知れないと思うからです。もちろん、スキンシップなどの大事な要素は実現不可能ではありますが、患者さんにとってメリットは幾分かを感じます。

 

ぜひ、遠隔緩和ケア、メタバース緩和病棟、実現してもらいたいです。