日本経済新聞2021.11.16
ヤフー2021.11.16
いよいよ膵臓がんの早期発見診断が出来る時代になりそうです。
ステージ0から発見も可能なようです。
検査で陽性になったら病院にて精密検査を受けるという流れが定着していくと良いですね。
この線虫による検査は、費用が1.25万円になります。
こぞって皆が検査する、という額ではない気もします。
出来ることなら、職域での検査として、何らかの組織やサークルでの集団的定期検査という形にしていきたいものです。
もう一つ大事なことは、治療の費用についてです。
早期にがんが見つかって治療出来る、そして治るというのは素晴らしいことだとわかっているのですが、そこでかかる費用についての不安が大きく、検査に踏み切れない方も実は多いと思うのです。
私が提唱したいのは、この線虫検査のようなプレ医療でのリスク判定と、がん保険のセット販売です。
保険会社にとっては、早期がんの方が保障金額も安く済みますから、年2回程度の検査をセットで販売したところで、収益性に問題が出ないと思うのです。
また被保険者にとってはもちろんメリットそのものです。
またもう一つ、早期がんに対応する医療の確立も重要だと言えます。
これまでも大きな発展を遂げてきたがん医療ですが、ステージ1での10年生存率をもっと高いものにするために、予防から再発抑止までを集学的にパッケージ化出来ないものかと思います。
特に、栄養学、リハビリ、運動療法などが医療と連携出来るなら素晴らしい、と。
