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東大病院長「がん治療の選択、相当数の患者が担当医に方針を任せている」 - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス
ダイヤモンドオンライン20210817
既にご紹介した内容なのですが、改めてこちらを読むと、がんに罹患した方が直面する治療方針決定のリアルがあると思います。
私がその立場なら、お医者様におまかせ、になってしまうと思います。
そのことの妥当性をご説明される東大病院瀬戸院長の言には説得力があります。
一方で金田さんは、そこには乗らず、ご自分で治療法を選択された経緯がおありで、しかも現状は予後良好で、この治療方針の決定をジャーナリズムで捉えておられる部分に、この記事は該当してきます。
ここで重要なことは、金田さんが情報の取得をどうされていたか、です。
そもそも、エビデンスが取れている標準治療を信用されていなかったのではなく、公倍数とか公約数的な治療法であり、自分専用、自分最適という”突き詰め”を実施されたのだと思います。
その上で、信用のおける情報をピックアップして行かれたのだと。
私はこの情報収集の難しさを思います。
金田さんほど情報を日頃から扱っておられる方であれば、信ぴょう性を測ることが可能で、高効率に良い情報をつかむことができるでしょう。
しかし、われわれ世間一般には、なかなか、なのです。
私が一つおすすめしたいのは、がん患者会からの情報です。
さまざまな患者会が存在していますが、医療者が主宰されているところで、加入者数が多めの方がよいと思います。また、社会的に有益だと行政が認めている、認定NPO法人がおすすめです。
そこで一度ご相談されるのも手かと思うのです。