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iPS細胞、ユニバーサルなT細胞療法目指すリバーセルとサイアス:日経バイオテクONLINE (nikkeibp.co.jp)

日経バイオテク20210818

 

がん治療の領域では、強化されたT細胞を患者さんに移植してがんを叩くという療法。

患者さんご自身の細胞を強化するのではなく、他家(他人さん)のT細胞をiPSで強化培養し、それを移植するというもののようですが、移植では拒絶反応を起こしてしまう恐れがあります。その拒絶反応を起こさないようにする技術がユニバーサルiPS細胞、という理解で良いと思います。

迅速さコストを考えても有利なもので、早く実用化されてもらいたい療法ですね。

 

血小板の移植を、このユニバーサルiPSで実施する療法が、いよいよ臨床試験準備にあるようです。白血病の治療で有名な造血幹細胞移植などに関係してくるものでしょうから、期待していきたいと思います。