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MedicalTribune20210805
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MSDは8月4日、転移性トリプルネガティブ乳がん(mTNBC)患者を対象として抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)と化学療法との併用療法を評価する第Ⅲ相試験KEYNOTE-355において、全生存(OS)の改善が認められたと発表した(関連記事「乳がん免疫療法を最新知見から展望」)。
最終解析の結果、PD-L1陽性(CPS 10以上※)のmTNBC患者に対するペムブロリズマブと化学療法(ナブパクリタキセル、パクリタキセルまたはゲムシタビン/カルボプラチン)との併用療法による一次治療において、化学療法単独と比較して統計学的に有意かつ臨床的に意味のあるOSの改善が認められ、新たな安全性の懸念は認められなかったという。結果の詳細は今後の学会で報告される予定である。
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