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笠井信輔アナ、がんになって気づいたコロナ禍入院の孤独「病室にWi-Fi整備を」 | がん治療選択 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

配信:ダイヤモンドオンライン20210802

 

金田信一郎著 [がん治療選択 崖っぷちから自分に合う医療を探し当てたジャーナリストの闘病記]

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この活動、別のニュースで知りましたが、国家予算の獲得までスピーディーにこぎつけているんです。すごい!笠井アナえらいですよ!

昨今は、個人主義があまりに行き過ぎている気がしているんです、日本の社会。そういう中にあって、正義というか広範囲の利益というか、そういうことの為に動くことは難しいかも知れませんが、笠井アナはまさにそういう社会との関わり方で早々に結果を出されているお一人だと思います。

がんとはまた違うところで、勇気を頂くご活動です。

 

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最近では病室にWi-Fiを設置する活動を進めています。コロナ禍になって、入院している間、患者さんは面会者と接触することができません。でも、Wi-Fiがあれば、オンライン面会ができる。そこで民間団体「#病室WiFi協議会」を立ち上げて活動をしています。

 2021年4月には国の予算が付いたのでよかったのですが、それを実現するには、9月30日までに工事を完了させる必要がある。スケジュールの条件が厳しく、一方では世界的な半導体不足でアクセスポイントをいきなり大量に作れない事情がある。結局、有名無実化した通達だったので、新たにまた工事期間の延長などを政治家のみなさんにお願いしているところです。

 

 この活動も、自分ががんにならなければ、良質のWi-Fiが必要だという問題にも気づかなかったはずです。特に問題なのは小児病棟です。子どもたちは今、院内教室も禁止されています。その中でもWiFiがあれば、YouTubeを見たり、対戦ゲームで友達と遊んだりできるそうです。普通の子どもたちは通信環境のある家で過ごしているのに、病院の子どもたちはそれができずに苦しんでいるわけです。

 

 私自身、がんになって気づいたのは、友達がたくさん見舞いに来てくれるのは最初の1ヵ月だけだということでした。入院していた残りの3ヵ月半は誰も来てくれなかった。コロナ禍で面会禁止になったからです。この状況が全国の病院で1年以上続いているんです。そういう意味でも、コロナの時代の患者というのは孤独になりやすい。だからこそ、自分の経験を生かして、なるべく役立てていきたいなと思っています。

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