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笠井信輔アナ流、怪しいがん治療の見分け方「ネットで調べすぎてはダメ!」 | がん治療選択 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
配信:ダイヤモンドオンライン20210729
私どもはアガリクス屋さんで、アガリクス屋さんと言えば、「がんに効くきのこ」で商品を売ることが当然だと思われており、しかもうちの仙生露という商品はその代表選手と来ていますから、こういう記事については反応せずにはいられませんね。
まず、私どものスタンスとしては、笠井アナとまったく同じ考えに立っています。がんを治す、という点で、標準治療がベストな選択であるということ、これに賛同します。がんが死ぬ病気というわけではなくなってきたのは、がん治療が標準治療として発展してきたことの成果であると思うからです。
金井さんの本をかいつまんで読むと、標準治療を揶揄しているような錯覚に囚われますが、決してそういうことではなくて、「標準治療を標準として考えると〇〇だ」という論述なんだと思います。つまり、標準治療を医療標準として見ているということです。その上で、患者さん個人として標準医療では足りない部分をどう”クエスト”していくのか”リクエスト”するのかをガイドした本ですね。
次にサプリメントの位置づけ。例えばサプリメントを飲んで治癒したわずかの例で論い、さもサプリメントが効いたと宣伝する。これもサプリ屋、アガリクス屋がやりそうなものなのですが、当社で言う限り、これはもう薬機法が厳しくなって出来ない方法です。それでもやっている業者というのは、当局から相手にされないほどの業者ですので、そもそも読む必要もないと思います。
ただ、小林製薬さんが山田邦子さんを利用していやっているような、大企業ならではのステルス戦略が存在しているのは事実です。あれこそ、結論的に「サプリを飲め」ですから驚きます本当に。笠井さんがご指摘される通りの宣伝法ですね。
では、アガリクスでがんが治った、という事例がないのかと言えば、うちのお客様の範囲で言うと、違法な宣伝で使われる程度の事例ならいくらでも存在しています。ただし、私は医療の成果とサプリメントのそれを混同してはならないと思います。そういう点から、そもそも広告で利用することは出来ないという考えなのです。
ある大学病院のお医者様も仰っていましたが、多くのがん患者さんに接していく中で、既存の科学的なエビデンスからは、ちょっと説明がつかないような治り方をする人が稀にいるそうです。ということは、本当に何が原因かはわからないわけです。だからこそ余計に言いたいのは、サプリメントによってがんが治った、などをネットで謳うような業者は信用に値しないということです。
ですから、うちのアガリクスはがんに効くため、というよりも、治療や体調を補助していくために利用してもらいたいのです。やはりがんに限らず、病気の治療というのは、医薬品や療法によって体を痛めつけているケースが結構あるわけです。それに耐えきれるかどうかこそ重大なサバイバルでとても大事なことです。そのために、体を元気にするためにうちの商品を使用してもらいたい。そのエビデンスに関しては、厚生労働省のがん研究助成金で実施したヒト試験結果もあります。そういうスタンスでおります。
わが事が多くなってしまいましたが、サバイバーさんには、あまりにも深くネットで調べまくるよりも、まずは広い目で色々とかいつまみ、次に信用出来るかどうを確認していく。信用できるものを掘り下げていく、が良いと思います。
- - - - 抜粋 - - - -
ひたすら検索して調べていくと、もう生きていけないような病気なんだということを書いてあるんです。それでよくよく読み進めていくと、記事の最後に、「だからこのサプリメントを買いましょう」とか「だからこの自由診療がいいですよ」という紹介がついてくる。それも、大学の先生の監修とかで作っているというわけです。
もちろんこうした情報だって、完全に詐欺かというと、そういうわけではなくて、一部では、そのサプリメントを飲んで症状が良くなった人もいるわけです。ただ、ごくごく一部の実例があるだけで、多くの人がそうなっているわけではない。エビデンスがないわけです。
それでも、ネット記事の中には、まるでそれが全員に当てはまるかのように書いてある。そこでがん患者や家族はみんな気になるわけですよね。その情報には気をつけなくちゃと思いますよね。
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