がん治療の副作用を改善 鍵は「頑張りすぎない運動」 (2ページ目):がんになっても働きたい:日経Gooday(グッデイ) (nikkei.co.jp)
サバイバーさんの利益につながる良い記事だと思います。
【抜粋】
身体機能や活動量をそれほど落とさないようにリハビリの運動療法を行えば、筋力や体力がついて倦怠感の症状がよくなり、体を動かすことで気分転換も図れます。
すると、副作用が減り、治療を最後までやり遂げやすくなり、気分が上向きになり、総じて生活の質が上がります。
もちろん、吐き気が強くて食べられないようなときに、無理に運動する必要はまったくありません。
調子のいいときには体を動かそうと意識づけをし、寝た状態で不活動にならないようにしていくことがとても大事です。
治療中は適度に運動し、治療後は社会復帰や元の生活に戻るために、しっかり運動することが重要になります。
■がんのリハビリ5カ条
1.がんの進行や治療により身体的・心理的なダメージを受けても、「がんになったのだから仕方ない」とあきらめないようにしましょう
2.がんと診断された直後から、リハビリ科スタッフのサポートを積極的にうけましょう
3.手術前と手術後は早期からリハビリを受けて、合併症を防ぎ、後遺症を軽減するようにしましょう
4.薬物療法や放射線療法による体力低下・副作用の改善、症状軽減、生活の質(QOL:Quality of Life)の向上にもリハビリは有効です
5.積極的な治療ができなくなった時期にも、リハビリは症状緩和、日常生活支援、QOLの向上に有効です