京大など、上部尿路上皮がんの分子分類手法と新規分子診断手法を開発 | TECH+ (mynavi.jp)

 

【抜粋】

京都大学(京大)ならびに東京大学(東大)を中心とする研究グループは、腎盂や尿管の尿路上皮に発生する予後不良ながんである「上部尿路上皮がん」の腫瘍検体および術前に採取した尿を用いて大規模なゲノム解析を行った結果、遺伝子変異に基づき、異なる生存率を示す5つの分子病型に分類できること、ならびに術前の尿中にはがん組織と同一の遺伝子異常が認められ、上部尿路上皮がんの精度の高い診断が可能となることを証明したと発表した。

 

早期発見→”精密検査”による病期等診断→早期治療→予後観察→早期発見・・・

ざっと言えばこのようなサイクルを回していくことが、がんに打ち勝つ一つの方法であると思うのですが、この技術は精密検査のフェーズで有効だと思えますね。尿路から内視鏡を突っ込まなくても、尿から診断できるわけですから。

実用化に期待します。