再発・難治性リンパ腫に新たな選択肢|がん|イベント|医療ニュース|Medical Tribune (medical-tribune.co.jp)
【抜粋】
ポラツズマブの有効性と安全性は、再発・難治性DLBCL患者80例をポラツズマブ+BR療法群(年齢中央値67歳)とBR療法群(同71歳)に1:1で割り付けた海外第Ⅰb/Ⅱ相臨床試験GO29365で検証した後、国内においてポラツズマブ+BR療法群(同71歳)の単アームを対象とする第Ⅱ相臨床試験P-DRIVEで確認した。
GO29365では、主要評価項目の完全奏効(CR)率はポラツズマブ+BR療法群が40.0%で、BR療法群の17.5%を有意に上回った。副作用は好中球減少が53.8%、血小板減少が48.7%、末梢性ニューロパチーが43.6%に認められた(J Clin Oncol 2020; 38: 155-165)。ポラツズマブ+BR療法の有効性および安全性については、P-DRIVEでも同様の傾向が認められた。