進行腎細胞癌へのペムブロリズマブとアキシチニブ併用の効果は42カ月超の観察期間でもスニチニブを上回る【ASCO 2021】 日経メディカル 210608

 

【抜粋】進行腎細胞癌(RCC)に対する抗PD-1抗体ペムブロリズマブアキシチニブ併用の効果はスニチニブを上回ることが、長期間の観察でも確認された。進行腎細胞癌に対する1次治療として、ペムブロリズマブとアキシチニブの併用療法とスニチニブの単独投与を比較した無作為化オープンラベルフェーズ3試験であるKEYNOTE-426試験の、観察期間中央値42.8カ月の結果示された。なお、IMDCリスクグループ別の解析でFavorableリスクの患者では、OSのハザード比は1.17で両群に差がなくなっていた。