トキソプラズマ研究から癌の排除機序の一端が明らかに:日経メディカル (nikkeibp.co.jp)
日経メディカル 210608
がんをやっつける役割を果たすキラーT細胞に必要な分子を特定=PLCβ4
このPLCβ4を活性化させてキラーT細胞が活性するのかを実験中
【抜粋】例えば、理論的にはCAR-T細胞療法においてこのPLCβ4経路を強化すれば、さらに細胞傷害性の高いT細胞を作ることができると考えられる。CAR-T細胞療法は現在、抗腫瘍作用を持つ細胞治療としていくつか製品が承認されるとともに、世界中でいくつも開発が進められているが、特定の抗原を発現する細胞を排除する作用は、癌以外にも幅広い応用が期待できる。山本氏らは、こうした新たな治療法の開発についても検討を始めている。