Samsung PharmとGemVaxが膵臓がん免疫療法薬RIAVAX(TM)の第3相試験結果をASCO 2021で発表 - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
サンケイビズ 210607
【抜粋】臨床試験の結果は、治療群の全生存期間(OS)の中央値が対照群の7.5カ月と比較して11.3カ月であることを示し、統計的に有意な改善(p=0.021)があった。もう1つの重要な評価項目である腫瘍進行までの期間(TTP)でも対照群の4.5カ月と比較して治療群は7.3カ月で統計的有意性(p=0.021)を示した。特定の安全性の問題は報告されていない。これらの結果は、RIAVAX(TM)が血清エオタキシンレベルの高い、局所進行性および転移性膵臓がん患者の治療選択肢の1つと考えるべきであることを示している。
膵臓がんについては、私は個人的に大事な方を亡くしていることもあって、とても敏感に情勢を見守っています。有望な医薬の”夜明け前”であることをひしひしと感じるのですが、とりあえず日本国内だけでも薬事法制を改善し、いち早い承認が得られるよう啓発してけたらと思います。