進行NSCLCへのニボルマブ・イピリムマブ・化学療法短期間併用の効果は持続的、PD-L1が1%未満の扁平上皮癌で特に良好【ASCO 2021】:日経メディカル (nikkeibp.co.jp)

日経メディカル 210605

 

【抜粋】進行非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療として、抗PD-1抗体ニボルマブ、低用量抗CTLA-4抗体イピリムマブ、化学療法の短期間併用療法の効果は持続的で、観察期間が2年以上においても化学療法のみよりも高い全生存(OS)率を保っていることが明らかとなった。CheckMate-9LA試験の最短観察期間24.4カ月の結果示された。2年OS率は併用療法群が38%、化学療法のみ群が26%だった。また短期間併用療法の効果は、PD-L1発現1%未満の扁平上皮癌で特に良い可能性も示された。