ナノキャリア---大幅続伸、遺伝子治療製品「VB-111」の承認申請が1年早まる可能性 | Reuters

210604

 

遺伝子治療製品「VB-111」の国際共同第III相臨床試験の主要評価項目として無増悪生存期間を追加し、承認申請が1年早まる可能性を導入元のイスラエル企業VBLが米国臨床腫瘍学会で発表すると明らかにしている。これを好感した買いが向かっている。VB-111は、腫瘍血管内皮細胞のアポトーシスを誘導し、腫瘍免疫を惹起するメカニズムを有する治療薬である。プラチナ製剤抵抗性卵巣がんを対象に国際共同治験として海外での患者登録が進んでいるようだ。

 

海外では再発悪性膠芽腫および大腸がんを対象とした治験も進行しているようで、今後、注目される新薬になる可能性があります。