がん「だけ」死滅、光免疫療法 開発の道程と治療のいま:朝日新聞デジタル (asahi.com)
210602
「光免疫療法」はがんだけを狙い撃ちする新たな治療法です。国内20施設で、保険による治療が受けられます。いまはまだごく一部のがんが対象ですが、どのように開発され、どんな治療なのでしょうか。
光免疫療法の開発者で米国立保健研究所(NIH)のがん研究所主任研究員、小林久隆さん(59)にお話を聞きました。
小林 久隆さん 略歴
こばやし・ひさたか 1961年兵庫県生まれ。87年京都大医学部卒。95年京都大大学院を修了し渡米、NIH研究員に。98年に帰国し京大医学部助手を経て2001年に再渡米、NIHの国立がん研究所(NCI)に勤務。05年から主任研究員。21年1月、「がんを瞬時に破壊する 光免疫療法 身体にやさしい新治療が医療を変える」(光文社新書)を出版。